2018年8月6日月曜日

学会長あいさつ

 11月17日(土)、東北保健医療専門学校を会場に第19回宮城県作業療法学会を開催します。4年ぶりのテーマ設定型学会となる今回は、「作業療法の多様性と可能性」をテーマにかかげました。

 「多様性」には、一人ひとりそれぞれの持てる特性を存分に活かして生きることができる社会の実現。「可能性」には、そのような新しい変化に対する「主体性」と「創造性」を発見し育む活動としての作業療法。という思いをこめました。人の生き方や暮らしに関わろうとする時に現場で生まれる体験、驚き、喜び、戸惑い、学び…。あらためて、その「多様性と可能性」をかみしめ、確かめ合える機会にしたいと思います。

 プログラムは特別講演、教育講演、シンポジウム、ダイバーシティ&ポッシビリティー(D&P)セミナー、ランチタイムセッション、ワークショップ、障害体験コーナー、一般演題、と盛りだくさんです。学会特有の「明るい乱雑さ」にひたりながら、互いの体験を分かち合い、作業療法の新たな学びを深めていただけることを願っています。

 たくさんの方々の参加により、多様な出会いと新たな可能性が生まれますことを、実行委員一同心から期待しております。